領域2|プログラムプランニング
出題比率 31%(採点対象 45問/全155問中)
この章の狙い
4領域で最大の配点です。しかも範囲が広い。ハンドブックの章対応表では、この領域に次の2つがまとめて入っています。
- プログラムデザイン(テキスト15〜17章)— レジスタンス、有酸素性、プライオメトリクス/スピード/アジリティ
- 特定のクライアント(テキスト18〜23章)— 小児、高齢者、妊婦、各種疾患を持つクライアント
「プログラムプランニング=トレーニング変数の設定」だけだと思っていると、後半6章分をまるごと落とします。ここが本領域の最大の落とし穴です。
| 出題テーマ | 目安 | 難易度 | 対策 |
|---|---|---|---|
| レジスタンストレーニングの変数設定 | 約13問 | 中 | 目標→%1RM→反復→休息の対応表を丸暗記 |
| 有酸素性トレーニングの処方 | 約9問 | 中 | 強度設定の計算(特に心拍数予備法) |
| プライオメトリクス・スピード・アジリティ | 約6問 | 中〜高 | 開始基準と量の管理 |
| ピリオダイゼーション | 約4問 | 低 | 「ボリューム↓ 強度↑」の一本槍 |
| 特定のクライアント | 約13問 | 中 | 集団ごとに「禁忌1つ」を言えるようにする |
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得点戦略: 変数設定の表は「知っていれば5秒、知らなければ0点」。ここは丸暗記が最も費用対効果が高い。特定のクライアントは、細かい病態生理ではなく「何をさせてはいけないか」が問われます。禁忌だけ集中的に潰してください。
2-1. プログラムデザインの原則
トレーニングの3原則
どんな種目・どんな対象でも、この3つが土台になります。
1. 特異性(specificity)
トレーニングした通りの適応しか起こりません。速い動作で鍛えれば速い動作が、部分可動域で鍛えれば その可動域が強くなる。
📘 SAID の原則=Specific Adaptation to Imposed Demands(課された要求に対する特異的適応)の頭文字。特異性の原則を言い換えた用語で、選択肢に「SAID」の形で出てくることがあります。同じ意味だと知っていれば迷いません。
2. 過負荷(overload)
日常で経験する以上の負荷を与えて初めて適応が起こります。過負荷がなければ、どれだけ長く続けても変化しません。
3. 漸進性(progression)
過負荷は少しずつ増やす。急に増やせば傷害に、増やさなければ停滞(プラトー)になります。
⚡ 2 for 2 ルール — 漸進のタイミングの具体的な基準。 「最終セットで、規定回数より2回多く挙げられる状態が、2回連続のワークアウトで起きたら負荷を上げる」 増やす幅の目安は、上半身の小さい種目で 2.5〜5%(または1〜2kg)、下半身の大きい種目で 5〜10%(または2〜5kg)。
4. 可逆性(reversibility)
やめれば戻ります。ディトレーニングは有酸素性能力のほうが筋力より早く落ちるのが一般的です。
⚠️ 引っかけ注意 「特異性の原則に従い、野球選手には野球のバットに近い重さの器具を高速で振らせるのが最も効果的」——これは誤り。極端に軽い/重い器具でのスポーツ動作の模倣は、動作パターンを崩す(技術の干渉)ため推奨されません。特異性は「筋群・動作様式・エネルギー機構」のレベルで考え、競技動作そのものの模倣に短絡させないこと。
ニーズ分析
プログラム設計の最初の一歩。2つの側面に分かれます。
| 側面 | 見るもの |
|---|---|
| 運動様式の分析 | 主に使う筋群、関節動作、主要なエネルギー供給機構、よくある傷害部位 |
| クライアントの評価 | トレーニング歴、体力テストの結果、目標、健康状態、利用できる時間と設備 |
2-2. レジスタンストレーニングの変数
① エクササイズの選択
種目は2つの軸で分類されます。この分類がそのまま「配列」の根拠になるので、先に押さえます。
| 分類 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 構造的エクササイズ | 脊柱に直接的に負荷がかかる。全身の協調が必要 | スクワット、デッドリフト、ショルダープレス |
| パワーエクササイズ | 構造的種目のうち、きわめて速い速度で行うもの | パワークリーン、スナッチ、プッシュジャーク |
| 補助的エクササイズ | 単関節で、小さい筋群を狙う | アームカール、レッグエクステンション |
| 多関節(複合)種目 | 2つ以上の関節が動く | ベンチプレス、ラットプルダウン |
| 単関節種目 | 1つの関節のみ | レッグカール、サイドレイズ |
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フリーウェイト vs マシン
| フリーウェイト | マシン | |
|---|---|---|
| 動作の自由度 | 高い(協調性・安定筋も動員) | 低い(軌道が固定) |
| 習得の難しさ | 高い | 低い |
| 安全性 | スポッターが必要な場合あり | 高い。単独でも安全 |
| 適する対象 | 中級〜上級、競技者 | 初心者、リハビリ、高齢者、単独実施者 |
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⚠️ 引っかけ注意 「マシンは軌道が固定されているので初心者には不向き」という選択肢は誤り。逆です。軌道が決まっていて習得が容易なので、初心者・高齢者にはむしろ適しています。ただし「機能的な動作の転移」ではフリーウェイトが優れる、という別の論点と混ぜて出題されます。
② トレーニング頻度
| レベル | 頻度 |
|---|---|
| 初心者 | 週 2〜3 日 |
| 中級者 | 週 3〜4 日(分割法なら週4) |
| 上級者 | 週 4〜7 日(分割法) |
回復の原則: 同一筋群には 48〜72時間 あける。全身法で週3日(月・水・金)が典型的なのはこのためです。
③ エクササイズの配列(順序)
大原則:疲労の影響を最も受けやすい種目を先に置く。
パワー種目(クリーン・スナッチ)
↓
多関節・大筋群(スクワット・ベンチプレス)
↓
単関節・小筋群(アームカール・レッグエクステンション)
代表的な配列法:
| 方式 | 内容 |
|---|---|
| プッシュ/プル法 | 押す種目と引く種目を交互に。同じ筋群の連続を避ける |
| 上半身/下半身法 | 上下を交互に。局所疲労を分散 |
| スーパーセット | 拮抗する筋群の2種目を連続(例:アームカール → トライセプスエクステンション) |
| コンパウンドセット | 同じ筋群の2種目を連続(例:ベンチプレス → ダンベルフライ) |
⚠️ 引っかけ注意 スーパーセットとコンパウンドセットの取り違えは頻出。「拮抗筋=スーパー」「同一筋=コンパウンド」。スーパーセットの「スー」と、相反(拮抗)の「そう」で結びつけると迷いません。
④ 負荷と反復回数 — 最重要暗記項目
| 目標 | 負荷(%1RM) | 反復回数 | セット数 | 休息時間 |
|---|---|---|---|---|
| 筋力 | ≧ 85% | ≦ 6回 | 2〜6 | 2〜5分 |
| パワー(単発) | 80〜90% | 1〜2回 | 3〜5 | 2〜5分 |
| パワー(複数回) | 75〜85% | 3〜5回 | 3〜5 | 2〜5分 |
| 筋肥大 | 67〜85% | 6〜12回 | 3〜6 | 30秒〜1.5分 |
| 筋持久力 | ≦ 67% | ≧ 12回 | 2〜3 | ≦ 30秒 |
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⚡ この表は丸暗記してください。 領域2で最も出題される表です。覚え方は「85 と 67 の2本線」。85%以上が筋力、67〜85%が筋肥大、67%以下が筋持久力。パワーだけがこの線から外れて、独自に 75〜90% を使う。
休息時間の理屈: 筋力・パワーはホスファゲン機構(ATP-CP系)に依存し、その回復に3〜5分かかるから長い。筋持久力は「疲労した状態で続ける能力」を鍛えるので、あえて短くする。
⑤ ボリューム
ボリューム=総仕事量。レジスタンストレーニングでは次の式で表します。
トレーニングボリューム = セット数 × 反復回数 × 挙上重量
反復ボリューム = セット数 × 反復回数(重量を含めない簡易版)
筋肥大を狙うときにボリュームが最大になり、筋力・パワーを狙うときは強度が上がる代わりにボリュームが下がります。ボリュームと強度は同時に最大化できない——これがピリオダイゼーションの出発点です。
⑥ 計算例:負荷の設定
例題 ベンチプレスの推定1RMが 90kg。筋肥大を目的とするとき、使用重量とセット構成の一例は?
筋肥大の負荷は 67〜85%1RM。
- 下限 90 × 0.67 = 60.3 kg
- 上限 90 × 0.85 = 76.5 kg
つまり 60〜76kg の範囲で、6〜12回 × 3〜6セット、休息30秒〜1.5分。 実際には 70%(63kg)で 10回 × 3セット あたりから始めるのが無難です。
2-3. ピリオダイゼーション(期分け)
長期的にトレーニング変数を計画的に変化させることで、停滞とオーバートレーニングを避ける手法です。
📘 オーバートレーニング=回復が追いつかないまま負荷をかけ続けた結果、パフォーマンスが低下した状態。安静時心拍数の上昇、睡眠障害、意欲低下、慢性的な筋痛などが徴候として現れます。
期の構造
| 用語 | 期間の目安 | 内容 |
|---|---|---|
| マクロサイクル | 半年〜1年 | 計画全体 |
| メゾサイクル | 数週間〜数か月 | 各期(筋肥大期、筋力期など) |
| ミクロサイクル | 1週間程度 | 日々の配分 |
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線形(古典的)ピリオダイゼーション
| 期 | 負荷 | 反復 | セット | 狙い |
|---|---|---|---|---|
| 第1期 筋肥大/筋持久力 | 50〜75% | 8〜20回 | 3〜6 | 土台づくり・ボリューム最大 |
| 第2期 筋力 | 80〜95% | 2〜6回 | 3〜5 | 最大筋力 |
| 第3期 筋力/パワー | 87〜95% | 2〜3回 | 3〜5 | 出力の立ち上がり |
| 第4期 ピーキング/試合期 | ≧93% | 1〜3回 | 1〜3 | 本番に合わせる |
| 積極的休養 | 軽度 | — | — | 心身の回復。完全休養ではない |
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⚠️ 引っかけ注意 「積極的休養(アクティブレスト)=完全に何もしない期間」は誤り。低強度の身体活動を続ける期間です。「積極的」という語がそのままヒントになっています。
非線形(波状)ピリオダイゼーション
同じ週の中で日ごとに変数を変える方式(月=筋力、水=パワー、金=筋肥大 など)。試合期間が長い競技や、スケジュールが不規則な一般クライアントに適します。
⚠️ 引っかけ注意 非線形は「上級者専用」ではありません。一般のクライアントにも有効で、むしろ予定が崩れやすい人に向く、という文脈で出ます。
2-4. 有酸素性持久力トレーニング
FITT の枠組み
処方の4要素。頭文字で覚えます。
| 要素 | 一般的な推奨 | |
|---|---|---|
| F | Frequency(頻度) | 週 3〜5 日 |
| I | Intensity(強度) | 中強度 40〜59%HRR / 高強度 60〜89%HRR |
| T | Time(時間) | 中強度なら週150分、高強度なら週75分 |
| T | Type(種類) | 大筋群を使う、リズミカルで持続可能な運動 |
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強度の設定法 — 計算が出ます
まず最大心拍数の推定から。
推定 HRmax = 220 − 年齢
🔺 この式は誤差が大きく(±10〜12拍)、より精度の高い推定式もありますが、試験では 220 − 年齢 が基本です。
方法A:最大心拍数法(%HRmax)
目標心拍数 = HRmax × 目標強度(%)
方法B:心拍数予備法(%HRR、カルボーネン法) — こちらが頻出
心拍数予備(HRR)= HRmax − 安静時心拍数
目標心拍数 = HRR × 目標強度(%) + 安静時心拍数
⚠️ 引っかけ注意 心拍数予備法で 安静時心拍数を足し戻し忘れるのが最頻出のミス。しかも「足し忘れた値」がそのまま選択肢に用意されています。計算したら必ず「安静時より低い値になっていないか」を確認してください。
例題 40歳、安静時心拍数 68拍/分。60%HRR に相当する目標心拍数は?
推定 HRmax = 220 − 40 = 180 拍/分 HRR = 180 − 68 = 112 拍/分 目標心拍数 = 112 × 0.60 + 68 = 67.2 + 68 = 約135 拍/分
(足し戻しを忘れると 67拍/分。安静時 68 を下回るので、明らかにおかしいと気づけます)
方法C:主観的運動強度(RPE)
📘 RPE=Rating of Perceived Exertion(主観的運動強度)。ボルグスケールとも呼ばれます。6〜20 の20段階が原法で、10倍するとおおよその心拍数になるよう設計されています(RPE 13 → 約130拍/分)。0〜10 の修正版もあります。
RPE は、心拍数が薬でコントロールされている人に特に有用です。
⚠️ 引っかけ注意 β遮断薬を服用している高血圧・心疾患のクライアントは、心拍数が薬理的に抑えられるため心拍数による強度設定が使えません。この場合は RPE を用います。この組み合わせは領域2・領域4の両方で問われる頻出パターンです。
方法D:METs
📘 MET(メッツ)=安静時の酸素消費量を 1 とした強度の倍数。1 MET ≒ 3.5 mL/kg/分 の酸素摂取量。中強度=3〜6 METs、高強度=6 METs超。
方法E:トークテスト
会話ができる程度=中強度、会話が途切れる=高強度。器具が要らない簡便法です。
トレーニング方法の種類
| 方法 | 強度 | 時間 | 狙い |
|---|---|---|---|
| LSD(長距離低強度) | 約70%VO₂max | 30分〜2時間 | 有酸素性の土台、脂質利用 |
| ペース/テンポ走 | 乳酸性作業閾値付近 | 20〜30分 | 閾値の引き上げ |
| インターバル | VO₂max 近辺 | 3〜5分×数本 | VO₂max の向上 |
| ファルトレク | 変動(LSDに高強度を混ぜる) | 20〜60分 | 上記の複合 |
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📘 乳酸性作業閾値(LT)=運動強度を上げていったとき、血中乳酸が急激に増え始める点。持久系パフォーマンスの最良の指標のひとつで、トレーニングによって「より高い強度まで」押し上げることができます。
インターバルの運動:休息比
| 主な機構 | 運動時間 | 運動:休息 |
|---|---|---|
| ホスファゲン | 5〜10秒 | 1:12〜1:20 |
| 速い解糖系 | 15〜30秒 | 1:3〜1:5 |
| 解糖系+酸化 | 1〜3分 | 1:3〜1:4 |
| 酸化機構 | 3分以上 | 1:1〜1:3 |
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⚡ 覚え方: 短く強いほど休息比が大きい(=長く休む)。ホスファゲン系の 1:12〜1:20 が極端に長いのが目印。
2-5. プライオメトリクス
原理:伸張‐短縮サイクル(SSC)
📘 伸張‐短縮サイクル(SSC)=筋が「引き伸ばされてからすぐに短縮する」ときに、通常より大きな力が出る現象。しゃがんでから跳ぶほうが、しゃがんだ姿勢から跳ぶより高く跳べるのがその例です。
力が増える理由は2つあります。
- 弾性エネルギーの蓄積と再利用 — 腱などの直列弾性要素がバネのように働く
- 伸張反射(筋紡錘反射) — 急に引き伸ばされた筋が反射的に強く収縮する
⚠️ 引っかけ注意 償却局面は「短いほどよい」。ここが長引くと蓄えた弾性エネルギーが熱として散逸し、単なるジャンプになってしまいます。「償却局面を長くとって力を溜める」という選択肢は誤りです。
実施の基準
| 項目 | 基準 |
|---|---|
| 下半身の開始基準 | スクワット 1RM が 体重の1.5倍 |
| 上半身の開始基準 | ベンチプレス 1RM が体重の 1.0倍(大柄)/1.5倍(小柄) |
| バランス基準 | 片脚立ちで 30秒(上級ドリルの前提) |
| 頻度 | 週 2〜3 回、同一部位は 48〜72時間 あける |
| 量 | 「接地回数」で数える。初心者 80〜100 回/セッション、上級 120〜140 回 |
| 休息 | 運動:休息 1:5〜1:10(完全回復が前提。持久系ではない) |
| 実施面 | クッション性のある床、体育館の床、芝生。コンクリート・厚すぎるマットは不可 |
⚠️ 引っかけ注意 「柔らかいほど安全だから厚いマットがよい」は誤り。厚すぎるマットは償却局面を長引かせ、足関節の不安定性も生むため不適切です。「硬すぎず、柔らかすぎず」。
年齢について: 適切に監督されていれば、小児にもプライオメトリクスは実施可能です。ただし高所からの深いデプスジャンプは避け、低い高さから始めます。
2-6. スピードとアジリティ
| 用語 | 定義 |
|---|---|
| スピード | 身体を一方向へできるだけ速く移動させる能力 |
| アジリティ(敏捷性) | 減速し、方向を変え、再加速する能力。認知的な反応を含む |
| クイックネス | 刺激に対して素早く反応し動き出す能力 |
⚠️ 引っかけ注意 アジリティの本質は「速く走ること」ではなく 「減速と方向転換」。したがってアジリティ向上にはエキセントリックな筋力(減速する力)が重要になります。この理屈を問う問題が出ます。
スプリントの局面
| 局面 | ポイント |
|---|---|
| 加速局面 | 前傾姿勢、ストライド長よりもストライド頻度と地面を押す力 |
| 最大速度局面 | 直立に近い姿勢、接地時間の短縮 |
2-7. ウォームアップ・柔軟性・クールダウン
ウォームアップ
| 段階 | 内容 | 時間 |
|---|---|---|
| 一般的ウォームアップ | ジョギング、自転車など全身の体温上昇 | 5〜10分 |
| 専門的ウォームアップ | これから行う運動に近い動作を低強度で | 5〜10分 |
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ダイナミックストレッチ(動的ストレッチ)をウォームアップに用いるのが現在の標準です。
⚠️ 引っかけ注意 — 最頻出 運動前の静的ストレッチは、その後の筋力・パワー発揮を一時的に低下させます。 したがって運動前は動的ストレッチ、運動後(またはトレーニングと切り離した時間)に静的ストレッチ、が正解。「柔軟性を高めるため運動前に静的ストレッチを十分行う」は誤りの選択肢です。
ストレッチの種類
| 種類 | 内容 | 適する場面 |
|---|---|---|
| 静的(スタティック) | 伸ばした位置で 10〜30秒 保持 | クールダウン、柔軟性の改善 |
| 動的(ダイナミック) | 動作を伴って可動域を通す | ウォームアップ |
| バリスティック | 反動をつけて弾ませる | 傷害リスクが高く、一般には非推奨 |
| PNF | 収縮と弛緩を組み合わせる。パートナーが必要 | 可動域改善に最も効果的だが実施が煩雑 |
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📘 PNF=Proprioceptive Neuromuscular Facilitation(固有受容性神経筋促通法)。「6秒間等尺性に力を入れてから脱力し、さらに伸ばす」といった手順で、自己抑制などの反射を利用して可動域を広げます。
クールダウン
5〜10分の低強度運動。血液の下肢貯留による低血圧・めまいを防ぐのが主目的です。「乳酸を除去するため」という説明も選択肢に出ますが、主目的は循環の維持と考えてください。
2-8. 栄養とプログラム
領域2では、栄養は「プログラムを支える要素」として問われます。細かい生化学ではなく数値と役割分担です。
三大栄養素
| 栄養素 | 1gあたり | 総摂取に占める目安 |
|---|---|---|
| 炭水化物 | 4 kcal | 45〜65% |
| タンパク質 | 4 kcal | 10〜35% |
| 脂質 | 9 kcal | 20〜35% |
| (アルコール) | 7 kcal | — |
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タンパク質の必要量
| 対象 | 1日あたり(体重1kgあたり) |
|---|---|
| 一般成人 | 0.8 g |
| 持久系アスリート | 1.0〜1.6 g |
| 筋力・パワー系アスリート | 1.2〜2.0 g |
⚠️ 引っかけ注意 「タンパク質は多ければ多いほど筋肥大する」は誤り。上限を超えた分は筋合成に使われず、エネルギーまたは脂肪として処理されます。また、トレーナーは特定の栄養素の摂取量を個別に処方してはいけません(管理栄養士の業務範囲)。一般的な情報提供にとどめ、個別の食事療法が必要ならリファーラルします。これは領域4の「業務範囲(scope of practice)」と直結する重要論点です。
水分補給
| 場面 | 目安 |
|---|---|
| 運動2〜4時間前 | 体重1kgあたり 5〜7 mL |
| 運動中 | 発汗量に応じて。体重減少を 2% 以内に抑える |
| 運動後 | 減少した体重 1kg あたり 1.5 L(=1.25〜1.5倍) |
⚠️ 引っかけ注意 1時間以内の運動には、水で十分。スポーツドリンク(糖質・電解質)が推奨されるのは 60分を超える運動や高温環境下。「常にスポーツドリンクが望ましい」は誤りです。 また、低ナトリウム血症(水中毒)は、長時間運動中に水だけを大量に飲むと起こります。「水は飲めば飲むほどよい」も誤り。
体重管理
体脂肪 1kg ≒ 7,700 kcal(約 3,500 kcal / 1 lb)
安全な減量ペースは 週 0.5〜1 kg(1日あたり 500〜1,000 kcal の負債)。これを超える減量は除脂肪体重の損失を招きます。
2-9. 行動変容とアドヒアランス
領域1で扱った行動変容ステージ・SMART目標に加え、プログラム設計側から見た「続けさせる工夫」が問われます。
| 手法 | 内容 |
|---|---|
| セルフモニタリング | 記録をつける。最も効果が高い行動技法のひとつ |
| 目標設定 | 短期目標を積み重ねて長期目標へ。達成可能性が鍵 |
| ソーシャルサポート | 家族・グループの支援 |
| 刺激統制 | 運動着を前夜に出しておくなど、行動のきっかけを環境に置く |
| 逆戻り防止 | 「1回さぼった=失敗」ではないと事前に伝えておく |
⚠️ 引っかけ注意 ドロップアウトが最も起きやすいのは開始から3〜6か月。この時期は特に短期的な成功体験とフィードバックが重要になります。また、最初から高すぎる強度は最大の離脱要因です。「早く成果を出すため初回から高強度で追い込む」は常に誤りの選択肢です。
2-10. 特定のクライアント(テキスト18〜23章)
ここが領域2の後半で、配点の約3割を占めます。 各集団について「最初に確認すること」と「やってはいけないこと」を1つずつ言えれば十分に戦えます。
小児・青少年
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 安全性 | 適切な監督下のレジスタンストレーニングは安全かつ有益 |
| 骨端線 | 損傷の原因は不適切なフォームと最大挙上。適切な指導下では稀 |
| 負荷 | 1RM測定は行わない。フォーム習得を最優先し、多回数・軽負荷から |
| 頻度 | 週 2〜3 回、非連続日 |
| 体温調節 | 体表面積比が大きく発汗能力が未熟 → 暑熱環境に弱い。こまめな給水 |
⚠️ 引っかけ注意 — 超頻出 「子どものウェイトトレーニングは成長を止める」は誤り。この俗説を否定できるかが問われます。正しくは「適切に監督されていれば安全で、筋力・骨密度・運動能力の向上に有益」。
高齢者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 優先課題 | サルコペニア(加齢性の筋量減少)と転倒予防 |
| 開始 | 低負荷・高回数から。1RM は 推定式または多回数テストで代替 |
| 重視する能力 | 筋力とパワー。特にパワーの低下が転倒に直結する |
| バランス | 平衡感覚・固有受容感覚のトレーニングを組み込む |
| 可動域 | 痛みのない範囲で。関節炎があれば急性期は避ける |
| 頻度 | 週 2〜3 回 |
📘 サルコペニア=加齢に伴う骨格筋量と筋力の低下。「サルコ(肉)+ペニア(減少)」。日常生活動作の自立を脅かす最大の要因のひとつです。
⚠️ 引っかけ注意 「高齢者には安全のため有酸素性運動のみを行わせる」は誤り。レジスタンストレーニングこそが必要です。年齢そのものは禁忌ではありません。
妊婦
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 姿勢 | 第1三半期以降は仰臥位(あお向け)の運動を避ける — 子宮が大静脈を圧迫し、静脈還流が減る |
| 呼吸 | バルサルバ法を禁止 |
| 種目 | 転倒・腹部への衝撃リスクのある種目を避ける |
| 環境 | 高体温を避ける(特に第1三半期)。暑熱環境・長時間の高強度は不可 |
| 強度管理 | 妊娠中は心拍数が変動するため RPE を用いる |
| 関節 | リラキシンにより靱帯が弛緩 → 過度なストレッチと極端な可動域を避ける |
📘 リラキシン=妊娠中に分泌され、骨盤の靱帯をゆるめて出産に備えるホルモン。全身の関節も同時にゆるむため、関節の不安定性が増します。
高血圧
- バルサルバ法の禁止(血圧が急上昇する)
- 頭部が心臓より低くなる姿勢を避ける
- 有酸素性運動が第一選択。レジスタンスは軽〜中負荷・多回数・循環方式
- β遮断薬服用時は RPE で強度管理
- 安静時 ≧ 160/100 mmHg では運動を開始せず、医師の管理下に置く 🔺
糖尿病
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最大の危険 | 低血糖(ハイポグリセミア) |
| 運動前の血糖 | 100 mg/dL 未満なら補食してから開始 🔺 |
| 高血糖時 | 250〜300 mg/dL 以上でケトン体陽性なら運動を中止 🔺 |
| インスリン | 運動で使う筋には注射しない(吸収が速まり低血糖を招く)。腹部が推奨 |
| 足 | 末梢神経障害があるため、毎回足の観察と適切な靴 |
| 補食 | 速効性の糖質(ブドウ糖、ジュース)を常備 |
⚠️ 引っかけ注意 低血糖の症状(発汗、震え、めまい、混乱)を「頑張りすぎ」と誤認させる問題が出ます。糖尿病クライアントで これらが出たら まず血糖。運動を中止し糖質を摂らせます。
肥満
- 開始は 低強度・長時間。関節への衝撃が少ない種目(水中運動、自転車、エリプティカル)
- 減量ペースは 週 0.5〜1 kg
- 週 250〜300分(1日 50〜60分×5日)が減量に有効とされる量 🔺
- 体温調節能力が低いため暑熱環境に注意
喘息・運動誘発性気管支収縮(テキスト20章)
📘 運動誘発性気管支収縮(EIB)=運動そのものが引き金となって気道が狭くなる反応。喘息のある人に多く見られますが、喘息と診断されていない人にも起こります。運動開始から5〜10分後、あるいは運動終了直後に症状が出やすいのが特徴です。
- 気管支拡張薬を必ず持参・携行させる
- 長めのウォームアップが運動誘発性気管支収縮を軽減する
- 冷たく乾いた空気を避ける(冬季屋外より屋内、または水泳が適する)
- 発作時:運動中止、座位で楽な姿勢、吸入薬、改善しなければ救急要請
慢性閉塞性肺疾患(COPD)(テキスト20章)
📘 COPD(慢性閉塞性肺疾患)=主に喫煙が原因で気道と肺胞が壊れ、息を吐き出しにくくなる病気。喘息が「発作的に狭くなる」のに対し、COPD は慢性的で元に戻りにくい点が違います。
| 項目 | 押さえる点 |
|---|---|
| 中止・調整の指標 | 心拍数ではなく呼吸困難感(息切れ)のスケールを主な指標にする 🔺 |
| 強度 | 低強度から。連続運動が続かなければインターバル形式(短時間の運動と休息を繰り返す)にする |
| 呼吸法 | 口すぼめ呼吸を指導する。息を吐く時間を長くとる |
| 酸素 | 在宅酸素療法を受けている場合は、運動中も指示された流量で継続する |
| 併用 | 上肢の持久力低下が大きいため、上肢のレジスタンストレーニングを組み入れる |
⚠️ 引っかけ注意 COPD のクライアントで「息切れが出たので直ちに運動を永久中止」は誤りです。ある程度の息切れは想定内で、スケールの目標範囲に収まるよう強度を下げるのが正解です。一方、安静時から強い呼吸困難がある日は実施しない——この線引きが問われます。
整形外科的疾患・傷害とリハビリテーション(テキスト21章)
パーソナルトレーナーが最も判断を誤りやすい領域です。「治療」と「トレーニング」の境界が出題の核心になります。
| 段階 | やること | やってはいけないこと |
|---|---|---|
| 急性期(炎症・腫脹・痛み) | 医療者に委ねる。指示があれば患部外のトレーニング | 患部への負荷、可動域を広げようとすること |
| リハビリ中(医療管理下) | 医師・理学療法士の指示の範囲内で補助 | 独自の判断でプログラムを変えること |
| リハビリ後(復帰段階) | 医師の許可を得て、低負荷から漸進。患部外は継続して鍛える | 痛みを我慢させて負荷を上げること |
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- 痛みが出る可動域では行わせない。痛みは「効いている証拠」ではありません
- 左右差・代償動作を観察し、健側とのバランスを戻していく
- 人工関節置換術後は、脱臼肢位(股関節では深い屈曲・内転・内旋の組み合わせ)を避ける 🔺
⚠️ 引っかけ注意 診断・治療・リハビリテーションの処方はパーソナルトレーナーの業務範囲外です。「クライアントの膝の痛みの原因を推定して、それに合う運動を処方する」は、たとえ知識があってもやってはいけないことです(領域4の業務範囲と同じ論点)。
神経系の疾患・障害を有するクライアント(テキスト22章)
いずれも医師の許可が前提です。集団ごとに「これだけは」という一点を覚えます。
| 集団 | 最重要の一点 | その他の注意 |
|---|---|---|
| 脊髄損傷 | 自律神経過反射(T6以上の損傷で起こる急激な血圧上昇)。頭痛・発汗・徐脈が出たら直ちに中止し座位にして原因を除く | 体温調節障害(発汗できず熱がこもる)、褥瘡予防、上肢の使い過ぎによる肩の障害 |
| 多発性硬化症(MS) | 体温の上昇で症状が一時的に悪化する(ウートフ現象)。涼しい環境で、暑い時間帯を避ける | 症状に日内変動・再発寛解がある。疲労困憊まで追い込まない。再発期は運動を控える |
| てんかん | 発作時は周囲の危険物を除き、頭を保護する。身体を押さえつけない・口に物を入れない | 単独でのプール・高所・フリーウェイトの頭上動作を避ける。5分以上続く発作は救急要請 |
| 脳性麻痺 | 痙縮(筋緊張の亢進)への配慮。ゆっくりした動作と十分なウォームアップで緊張を和らげる | 個人差が非常に大きい。バランス能力に応じて座位・支持つきで実施 |
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📘 自律神経過反射=脊髄損傷者で、損傷部位より下の刺激(膀胱の充満、きつい衣服など)に自律神経が過剰反応し、血圧が危険なレベルまで急上昇する状態。放置すると生命に関わるため、緊急対応が必要です。
⚠️ 引っかけ注意 てんかん発作で「舌をかまないように口に物を入れる」「動きを止めるために押さえつける」はいずれも誤りです。正しくは周囲を安全にして見守ること。 多発性硬化症で「体温を上げるために温かい環境で行う」も誤りで、逆に症状を悪化させます。
骨粗鬆症
- 脊椎の屈曲・回旋を避ける — 腹筋運動(クランチ・シットアップ)、体幹をひねる動作は禁忌
- 荷重運動とレジスタンストレーニングで骨に力学的刺激を入れる
- 転倒予防のバランストレーニングを併用
⚠️ 引っかけ注意 「骨がもろいので運動は控える」は誤り。骨に負荷をかけないことこそが骨密度を下げます。ただし脊椎屈曲は避ける——「やる/やらない」ではなく「何を避けるか」で覚えます。
関節炎
- 急性の炎症期はトレーニングを避ける(痛み・熱感・腫脹があるとき)
- 実施は関節への衝撃が少ない種目。水中運動が適する
- 可動域運動を毎日、低強度から
- 朝はこわばりが強いため、時間帯を選ぶ
腰痛(下背部痛)
- 急性期は医療管理下。慢性期は体幹の安定化トレーニングが中心
- 脊柱をニュートラルに保つ動作の習得
- 高負荷の脊椎圧縮・急な屈曲回旋を避ける
心血管疾患・心臓リハビリテーション
- 医師の許可とプログラム指示が前提
- 運動は低強度から漸増、常にモニタリング
- ニトログリセリンを処方されている場合は携行を確認
- 狭心症の症状が出たら即時中止
その他の集団(要点のみ)
| 集団 | 押さえる一点 |
|---|---|
| がん(治療中・後) | 疲労が最大の障壁。低強度から。免疫低下期は人混みのジムを避ける |
| 知的障害 | 指示は短く具体的に。ダウン症では環軸椎不安定性があり頸部に負荷をかける動作を避ける 🔺 |
| 妊娠後・産後 | 医師の許可後、段階的に再開。骨盤底筋のトレーニング |
| アスリート(テキスト23章) | 目的は健康増進ではなく競技力の向上。ニーズ分析で競技の動作・エネルギー機構・傷害好発部位を特定し、オフシーズン〜試合期でピリオダイゼーションを組む |
⚡ この章の暗記必須ボックス
【負荷と反復】 筋力 ≧85%1RM / ≦6回 / 休息2〜5分
パワー単発 80〜90% / 1〜2回 / 休息2〜5分
パワー複数 75〜85% / 3〜5回 / 休息2〜5分
筋肥大 67〜85% / 6〜12回 / 休息30秒〜1.5分
筋持久力 ≦67% / ≧12回 / 休息≦30秒
【頻度】 初心者 週2〜3 / 中級 週3〜4 / 上級 週4〜7
同一筋群は48〜72時間あける
【配列】 パワー → 多関節大筋群 → 単関節小筋群
【セット法】 スーパーセット=拮抗筋 / コンパウンドセット=同一筋
【2 for 2】 規定+2回を2回連続 → 上半身2.5〜5% 下半身5〜10%増
【期分け】 ボリューム↓ 強度↑
筋肥大→筋力→筋力パワー→ピーキング→積極的休養
【FITT】 週3〜5日 / 中強度40〜59%HRR / 週150分 or 高強度75分
【HRmax】 220 − 年齢
【カルボーネン】 (HRmax − 安静時) × 強度 + 安静時 ←足し戻す
【RPE】 6〜20(×10≒心拍数)/ β遮断薬ならRPEを使う
【MET】 1MET ≒ 3.5mL/kg/分 中3〜6 / 高6超
【運動:休息】 ホスファゲン1:12〜20 / 速い解糖1:3〜5
解糖+酸化1:3〜4 / 酸化1:1〜3
【エネルギー】 ホスファゲン〜6秒 / 速い解糖30秒〜2分 / 酸化2分〜
【プライオ基準】 下半身 スクワット1RM=体重×1.5
上半身 ベンチ1RM=体重×1.0〜1.5
接地回数 初心者80〜100 / 上級120〜140
運動:休息 1:5〜1:10 / 週2〜3回
【SSC】 伸張 → 償却(短いほど良い) → 短縮
【ストレッチ】 運動前=動的 / 運動後=静的(10〜30秒保持)
【栄養】 糖4 / タンパク4 / 脂質9 kcal(アルコール7)
タンパク質 筋力系1.2〜2.0 g/kg
体脂肪1kg ≒ 7700kcal / 減量 週0.5〜1kg
【水分】 運動前2〜4h 5〜7mL/kg / 体重減少2%以内
運動後 減少1kgあたり1.5L / 60分超でスポーツドリンク
【妊婦】 第1三半期以降 仰臥位× バルサルバ× 高体温× RPEで管理
【小児】 1RM測定しない / 成長は止まらない / 暑熱に弱い
【高齢者】 パワーとバランス優先 / 週2〜3回
【糖尿病】 運動前<100mg/dL→補食 / 運動筋にインスリン注射しない
【骨粗鬆症】 脊椎の屈曲・回旋は禁忌(腹筋運動×)
【高血圧】 バルサルバ× / 有酸素性が第一選択 / β遮断薬→RPE
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領域2は範囲が広く、プログラム変数の表と特定集団の禁忌という「性質の違う2つの暗記」を同時に抱えます。まずは 負荷‐反復‐休息の表 と カルボーネン法 を完全にしてから、特定のクライアントに進むのが効率的です。
次は 領域3 エクササイズテクニック(31%/43問)。ここは映像・画像問題の中心地でもあり、動作を「見て」判断する力が問われます。