🧭自分ラボ📘感度を取り戻す
GLOSSARY 本文の 📘 を章の順に並べたもの(33語)

用語集

語をたどると、その用語が出てくる本文の場所に移動します。右下の 🔍(または / キー)からは、 用語と見出しをまとめて探せます。

わかる 全体地図 — なぜ意志では止められないのか

やめようとしてもやめられず、続けることで生活に不利益が出ている状態。ここでは病名ではなく、この状態を指す言葉として使う。

性的な行動を繰り返し制御できず、6か月以上続いて生活に支障が出ている状態。国際疾病分類の第11版に載っている。

ある気分が来ると特定の行動が自動で始まる、決まった道すじのこと。ここでは脳の配線の比喩として使う。

わかる いま自分はどこにいるか — 重症度の見立て

目的の刺激を見つけるまで、内容を切り替え続けている時間。重症度に応じて伸びる。

2つ以上の問題が同時に存在していること。一方だけを扱っても改善しにくい。

わかる 報酬系で起きていること — 耐性・感作・手がかり反応

脳の中で情報を伝える物質の一つ。「気持ちよさ」そのものではなく、

予想と実際のずれ。ずれが大きいほど、脳は「学習すべきこと」として強く記録する。

同じ刺激に繰り返しさらされると反応が小さくなり、同じ効果を得るのに強い刺激が必要になること。

繰り返しによって、特定の手がかりに対する反応がかえって強くなること。

その行動と繰り返し結びついた、周囲の合図。時刻・場所・端末・気分・音・姿勢など。

古い学習の上に新しい学習を積むこと。古いほうは残っているので、条件がそろうと再び現れる。

手がかりがあっても行動が起きない状態を、新しく学習すること。古い学習を消すことではない。

わかる なぜポルノが特別に強いのか — 無限の新しさ

予測が外れることによる強い興奮と、安心や実感による満ちた感じ。同じ「満足」という言葉でも、働く仕組みが違う。

同じ物が、依存の手がかりと、生活に必要な道具の両方になっている状態。単純に遠ざける対策が使えなくなる。

その刺激が、どれだけ簡単に・多く・新しく手に入るか。依存の強さは、欲の強さより供給条件で決まる部分が大きい。

わかる エスカレーション — 内容が過激になっていく仕組み

同じ刺激では足りなくなり、より強い刺激・より新しい刺激へ内容が移っていくこと。量の増加ではなく、質の変化を指す。

一度目に入ったものは、習慣にならなくても候補として残る。耐性が上がったときに、その候補が戻ってくる。

わかる 性機能と、現実の性への影響

うまくいかないのではないかという予想が、実際にその結果を招くこと。性機能の問題では、最初のきっかけより、この輪のほうが長く続くことが多い。

体の構造や血流など、身体そのものに原因がある状態。医療機関での検査と治療の対象になる。

体そのものには問題がなく、条件や心理的な要因で反応が起きにくい状態。場面によって差が出るのが特徴。

わかる 罪悪感と恥 — 回復を止めるもう一つの輪

「自分は悪いことをした」という、行為への評価。

「自分は悪い人間だ」という、自分そのものへの評価。

抜ける 目標を決める — ポルノと自慰を分ける

決めた目標を破ったこと。回数として記録するが、意図せず目に入ったものは含まない。

抜ける 引き金の同定 — 記録の取り方

直前ではないが、連鎖の元になっている条件。

何に書くかも対策の一部である。書くために引き金に触れる形になっていないかを確認する。

抜ける 環境設計 — 摩擦をつくる実務

目的の行動に到達するまでの手間。手数が増えるほど、衝動の波が過ぎる時間が稼げる。

抜ける 最初の30日 — 離脱期とフラットライン

衝動は一定の強さで続くのではなく、上がって、頂点に達し、下がる。

やめ始めてから、衝動の波の間隔が伸びるまでの時期。

抜ける 衝動への対処と、空白を埋める

何も起きていない時間に、耐えられる度合い。

抜ける 再発と、エスカレーションの巻き戻し

やめていた行動が、いったん戻ること。1回でも再発と呼ぶ。

1回の再発が引き金になって、その日または数日にわたり繰り返される状態。

抜ける 90日以降の運用 — 維持・確認・周囲との関係

実行の段階が終わったあと、状態を保ちながら、崩れの兆しに気づいて手を戻す仕組み。この教材では月1回の点検を中心に組む。

再発そのものより前に出る変化。ここで気づけば、再発せずに戻せることが多い。

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